50代前半女性からのご相談

セリアック病の検査について

10代の頃から、過敏性腸症候群、神経性腸炎などの診断を受けています。

▼主な症状
日常的な腹痛と便秘、ガス、腹部膨満、急な下痢など

しかし、あまり薬に効果はなく、自律神経の薬も効きません。ここ数年は、関節痛や筋肉の痛み、線維筋痛症のような症状もあり、痛みがひどい時にはノイロトロピンも服用しています。

年に何度か急性腸炎になり、とくに小腸あたり(おへその周り)にジクジクとした痛みがあります。

先日も、盲腸かのような痛みがあり、近所の病院に駆け込みましたが、とくに炎症反応もありませんでした。

しかし、その際、医師に「食物不耐症の可能性があるので、2週間ほど小麦を避けてください」と言われました。

その日から、パンやパスタはもちろん、調味料に至るまで小麦を一切排除し、1ヶ月が経過した頃から、長年悩まされたお腹の不調は全て解消しました。

ガス溜まり、線維筋痛症のような痛みやも全くなくなり、歩くのさえしんどかったのに、今は何時間も歩くことが出来ます。正直、これまでのどんな薬よりも効果がありました。

1番に変わったのは顔つきで、これまでどんなに食べても太らず顔色が悪く、頬がゲッソリとしていましたが、顔色がとても良くなり、頰がふっくらとしてきました。明らかに栄養が吸収できている気がします。

このままグルテンフリー の生活を送ることに抵抗はないのですが、やはり過敏性大腸炎なのか、グルテン不耐症なのか、あるいはセリアック病なのかを確定させたいです。

というのも、私自身が双子の姉妹であることや、口内エナメルの剥がれ、筋肉の痛み、脂肪便など、明らかにセリアック病を疑う症状が多いためです。

しかし、セリアックの検査を受けるためには、やはりもう一度、一定期間、小麦を摂取しなければならないのでしょうか?それとも除去した状態でも正しい結果は得られますか?

また、これまでにも腸炎や持病の肝炎の検査のため、定期的に大腸内視鏡検査やエコー、CT、MRIなどを受けていますが、内視鏡などでは小腸の損傷などは分からないのでしょうか?

内視鏡で異常がないや、痛みのある時に炎症反応がない場合は、セリアックを疑う必要はありませんか?

  • 対象者
    50代前半(女性)
  • 月経周期
    順(妊娠の可能性がない)
  • 診断ステータス
    まだ病院で診断を受けた事は無い
消化器内科下痢
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