40代後半男性からのご相談

抗がん剤の選択(EGFR)

抗がん剤を選択する場合の参考にしたいので、以下の質問に可能であればご回答ください。よろしくお願いいたします。

抗がん剤 タグリッソがファーストラインから使用できるようになりました。
**タグリッソ 効能・効果に関連する使用上の注意
EGFR遺伝子変異検査を実施すること。EGFR遺伝子変異検査の実施には、十分な経験を有する病理医又は検査施設において、承認された体外診断薬を用い、EGFR遺伝子変異が確認された患者に投与すること。また、他のEGFRチロシンキナーゼ阻害薬による治療歴を有し、病勢進行が確認されている患者では、EGFR T790M変異が確認された患者に投与すること。

質問1:
ファーストラインではT790M変異の有無は問われていません。一方で、EGFRチロシンキナーゼ阻害薬で耐性が付いた患者ではT790M変異が必須となっていますが、この意図は何でしょうか。イレッサ等でT790M変異以外の要因で耐性が付いた患者はタグリッソも効かないということを意味しているのでしょうか。また、このことに関する論文があれば教えてください。

質問2:
他のEGFRチロシンキナーゼ阻害薬を使用しており、かつ、耐性が付く前の患者の場合、途中でタグリッソに切り替えることは可能(保険適用)でしょうか。

質問3:
ファーストラインで、タグリッソを使用する場合の留意点は何でしょうか。例えば、キートルーダがファーストラインで認められた際、キートルーダをファーストライン、その次にイレッサを使用したら、これまで経験をしたことのない重篤な副作用が確認されましたが、このようなことがタグリッソでもありえるのでしょうか。また、このことに関する論文があれば教えてください。

質問4:
現在、多くのファーストラインで使用されているイレッサは、今後、どのような使われ方になるのでしょうか。

  • 対象者
    40代後半(男性)
  • 診断ステータス
    受診し、診断を受けた
  • 診断された病名
    不明
  • 治療期間
    検査中
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