60代前半男性からのご相談

過敏性腸症候群の治療について

昨年の夏頃から下腹部の張り、下腹部の不快感(便意はあるが出ない、詰まる感じ)、腹痛(下腹部)などがありました。今年5月末に帰国するまで約6年間中国上海に駐在しており、この症状が出てきたのも上海でした。これら症状に対して上海では外国人向けで腹部CT、腹部超音波検査、血液検査などを11月に受け異常なし、その後今年1月に一時帰国し東京の大学附属病院で大腸カメラ検査、単純腹部X線、血液検査を受け、憩室が上行結腸にあることは判明したものの、特に器質性疾患は無いとの判断で、IBSと診断されました。その後はその診断結果なども踏まえて、上海の日本人向けクリニックで薬(腸の動きの調整剤や乳酸菌整腸剤)を頂きながら治療は続けてきたものの、なかなか改善しません(このクリニックで消化器系の腫瘍マーカー等血液検査を受けましたが、異常なし)。日本に戻ってからのこの2週間でも大きな改善は感じません。私の症状は、張り、不快感、腹痛のみで下痢はありません。しかしながら、この症状は朝目が覚めてから夜眠るまでずっと続く感じです。更に、お腹に不快感を感じると両目の奥から首筋、肩にかけて重く感じるようになります。体重の減少はありません。排便は毎日あるものの、この2ヶ月はやや硬くコロコロした感じの日が多く、量も少なめの感じです。IBSの場合、何らかのストレスで症状が出るとのことですが、このように長く続くと自分にとって何がストレスか良く分かりません。最近は少し鬱気味で、何をしても楽しくない、何もしたくない感じもあります。ずっとお腹のことを考えてしまいます。
このような状況ですが、IBSでこのようにダラダラと症状が出ることはあるのでしょうか?また、睡眠、食事、運動といった生活習慣の改善には既に取り組んでおり、薬も飲んでおりますが、明確な改善が見られない中、今後どのような治療方法があるのでしょうか(気分的には絶望にも近いものがありまして)?IBSの治療にはどれくらい長い時間が必要なのでしょうか?帰国後はまだ受診しておりませんが、IBSを診断して頂いた病院以外(消化器内科)に、どのような科を受診するのが適切なのでしょうか?以上、今後の治療の方向性についてアドバイスを頂きたく存じます。

  • 対象者
    60代前半(男性)
  • 診断ステータス
    受診し、診断を受けた
  • 診断された病名
    過敏性腸症候群
  • 治療期間
    半年未満
消化器内科腹痛過敏性腸症候群
メディカルノート医療相談の特徴

  • 専門医を中心に医療従事者がチームで対応
    経験豊富な専門医を中心に、医師や看護師などの医療従事者がチームで対応しています。
  • 医学的根拠に基づいた信頼できる回答
    信頼性の高い医療情報をもとに、お客様一人ひとりのご相談内容に合わせた回答を提供しています。
  • 希少疾患や難病などのご相談も可能
    よくある症状や病気だけでなく、希少疾患や難病なども含め、幅広いご相談に回答しています。
類似の医療相談
解決済み

相談者:20代前半女性からのご相談
2019.04.05

対象者:20代前半女性

腸の知覚過敏

腸の知覚過敏

過敏性腸症候群(IBS)とは、検査を行っても炎症や潰瘍といった器質的(生体の器官を形...


解決済み

相談者:60代前半男性からのご相談
2020.06.04

対象者:60代前半男性

過敏性腸症候群の治療方法について

過敏性腸症候群の治療方法について

ご症状を経緯からは、一通りの精査もされておられますため、器質的(見た目の)な病気の...


回答あり

相談者:60代前半男性からのご相談
2019.06.30

対象者:60代前半男性

IBSの症状について

IBSの症状について

お腹の症状から目や首の症状がでることは考えにくく、他の原因を含めて検討すべきと思います。